ぶりこらーじゅ

思いついたことを組み合わせて

磨耗

なぜこんなにも擦り切れているのか考えてみる。

 

例えば、仕事。

理想的な進め方、理想的なパフォーマンスの発揮、理想的な施工スケジュールがある。しかしまあ、当然それはあくまで理想である。人と人、天候、感情、人間関係、様々な要因によってそれは一つの現実に収まる。

 

例えば、武道。

理想的な稽古日数、理想的な弟子としての態度、理想的な身体技法がある。しかし私はサラリーマンであり、それらには当然限界がある。異なる武道(同じ刀を扱うそれだが、ボクシングとブラジリアン柔術を同じ体術としてまとめるくらい強引)を二足の草鞋でこなしていた学生時代とは違う。趣味の領域でなんとか続けていくしかない。

 

例えば、私生活。

理想的な退勤後の活動、自己啓発、家事、その他諸々がある。現実は仕事と週一回の道場通いをこなすだけで、あとは基本的に画面を見ながら眠り続けるだけの日々。メシこそ自分でなんとかするが、その他のことは実家任せである。1人の人間として自立して生きていけてるとは言えない。

 

どうやら理想と現実のギャップが自分を磨耗させている。現実に満足する?満足できる?