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ぶりこらーじゅ

思いついたことを組み合わせて

春に②

  春なんですね。


  春は嫌いですね。なんでかざわざわするから。

  このざわざわ感はどうやら日本人共通の感情なようで、谷川俊太郎の「春に」に共感を抱く人の多さからもそれがなんとなくうかがい知れる気がする。一方で「春」に皆が抱く感情が谷川俊太郎の言葉に規定されてることを面白くないなと思ったりもする。あの詩はなんだかんだ春に対して希望を抱いているから。

  春が煩わしい。出会いと別れの季節という定型句に起因するものであろうか、とにかくざわざわする。落ち着かない。所在がない。無駄にやる気が湧いてくる。エネルギーを消耗する。冬の停滞感が恋しくなる。もっと冷静でいたい。そんな感じ。 

 

  こんな風に春をこけ落としたところで、谷川俊太郎の春のイメージに固定化されてしまってることに気づいてしまうだけで、なんとも悔しい。みなの春のイメージを聞きたい。