ぶりこらーじゅ

思いついたことを組み合わせて

惰眠

土曜日。休み。

 

なぜか二足歩行をする気にならず、夕方四時くらいまでずっと眠り続けていた。なぜそんなに疲れていたのかわからないけど、多分何か嫌なことがあったのだろう。嫌なことが起こりすぎてよく把握できない。

 

夕方は道場の先輩達と肉を食った。楽しかった。制度的なものに殺されず、仕事についてもプライベートについてもちゃんと自分の人生に対して前向きな大人達がいることに安心したのかもしれない。同業者はみんな制度や社会に殺されてしまっており、息苦しい。

 

自分の人生をこれでいいんだと思える力って、どこからやってくるんだろう。わたしは私が大丈夫だと思ってみたい。私が何かを選ぶとき、それではだめだと言ってくる人や、未来がないのだと煽り立ててくる社会がいる。私は大丈夫なんだと、誰かに言ってほしいのか、それとも自分1人で確信できるようになりたいのか。秒速5センチメートルみたいなことを言っている。

 

バブル崩壊後に生まれた僕たちは、多分同じような悩みを抱えているはずだと思う。みんな自分が正しい方向に向かっていると確信できる何かが欲しいんだろう。でも何者もそれを担保してはくれないし、自分なりにやりくりしていくしかない。

 

私はしばしば自分の価値観と社会(漠然とした模範の集合体)とのズレに悩まされる。ひと昔前なら社会はある程度の経済的、論理的、倫理的な正しさを見せてくれていたのだろうが、今は多分そうではなく、自分の価値観に忠実にいきていけばよいのではないかとも思う。

 

私はどうなりたい?